≪作者≫ 原作:大場つぐみ 作画:小畑健
≪出版社≫ 集英社
≪掲載紙≫ 少年ジャンプ
≪内容紹介≫
一握りの者にしか得られない栄光を手にするため、険しい“マンガ道"を歩む決意をした二人。
高い画力を持つ真城最高と、文才に長ける高木秋人がコンビを組み、新たなマンガ伝説を創る! 新時代成功物語開始!!
≪レビュー≫
Amazonnカスタマーレビュー漫画レビュー.com≪試し読み≫
集英社マンガネット s-manga.net≪関連≫
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≪感想≫
ちょっとAmazonとかのレビューを読むと否定的な意見もあるんですね
多くの意見としては
『主人公である二人が売れるために漫画を作る』
という非常に商業的なスタンスで漫画を作っているところが否定的な意見の中心です。
でも、僕の感想から言えば、やっぱりこれは面白い漫画です!!
どうしても漫画好きとしての見方が入ってしまうのですが。
ジャンプは正直、言って業界ナンバー1の漫画雑誌です。
そのジャンプの大きな特徴は徹底したアンケート投票による、サバイバル主義をとっています。
影でどれだけ人気があろうとアンケート投票が低ければ打ち切られます。
読者の反応こそが一番というジャンプという雑誌自体がもともと、商業的なスタンスです。
漫画に限らず、芸術などの絵画、音楽、小説といったものには正解というものがありません。
それでも、それを仕事として食べていくためには
自分の作った作品を誰かにお金を出して買ってもらえなければ生活が成り立ちません。
それがプロというものです。
ただ、好きだからではプロとしては失格なのです。
主人公の二人はあくまでジャンプという雑誌で成功するという夢を叶えるために漫画を作っています。
なので、非常に商業主義的な意見が多く出てきやすいです。
それは非常に汚いものとしてとらえられがちですが
正直なところ、ただ、好きなことをしているだけでは自己満足で終わる場合もあって
それならば、商業主義が正しいかと言えば、そうでもなくて
残念ながら芸術や作品といったものにつきまとうこのテーマに正解はないようです。
ただ、漫画業界といったものをテーマにした漫画はいくつかありますが
このテーマを問うことが非常に多いです。
それは業界全体にとっての難しい問題なんだと思います。
しかし、それらの作品で言ってる事は共通していて
『読者のことを一番に考える。しかし、だからといって自分が面白くないものを書いてはいけない』